描いたイラストが光る?アクリルライトで遊んでみた
こんにちは。
今回は100円均一で売られている『描いて光るアクリルライト』で遊んでみたので、その雑感をまとめてみました。
実は結構前から気になっていた商品だったのですが、ド不器用な私にとって、アクリル板にマーカーで直接絵を描かなければならないところがネックで購入を迷っていました。しかし調べてみると、アクリルライトに使用するマーカーは、水拭きで消せるので書き直し可能という、アナログ苦手勢に優しい仕様であることがわかったため、やって見ることにしました。
用意したもの
- アクリルライト本体
- ブラッくボードポスカ中字・白
- 蛍光ボードマーカー細字・白
- デザインを描いた紙・下絵
- 下絵を切り取るはさみ
- マスキングテープ
- 水拭きに使う布やティッシュ、又はウェットティッシュ*1
- 普通のティッシュ
アクリルライト本体
今回はセリアのアクリルライト3種を用意しました。
- 3種電池
円形の吊り下げタイプはコイン型電池、置き型のものは四角形円形両方とも単四電池二本で動作します。また単四電池は別売です。 - サイズ
ラウンド型の直径、そしてスクエア型の幅、高さはどれも大体8cmくらいでした。もしかしたらどこかに書いてあったかもしれませんが、普通に測ってしまいました。
デジタルで下絵を作成する際参考になれば幸いです。
ブラックボードマーカー(ホワイト)
ホワイトボードマーカーのブラックと間違えそうになりますが別物です。水拭きで消すことができます。ド不器用アナログ苦手属性な私はこの特徴がなければアクリルライトには手を出さなかったことでしょう。
今回用意したものは
- ブラックボードポスカ中字(1.8-2.5mm)
- レイメイ藤井蛍光ボードマーカー細字(1mm)
どちらもホワイトです
超大まかな手順
- デザインを決め下絵を用意する
下絵をiPadやパソコンで用意した場合は印刷します。 - 下絵を切り取りアクリルライトに貼り付ける
アクリル板と下絵の隙間が無くなり描きやすくなります。 - 下絵をブラックボードマーカーでなぞりデザインを描き写していく
インクの出方や太さ確認のためにも試し書きをしておくといいかもしれません。 - 写し終わったら下書きを剥がしライトをつけてみる
- いい感じなら完成!
ポイント
文字は鏡文字で
アクリルライトはデザインを裏側に描くので、正面から見ると下絵が反転します。
文字を入れる場合は下絵の段階で左右反転させてく必要があります。消しゴムはんこのデザインなどと同じですね。
ちなみに置き型のアクリルライトの裏表はあるのかどうかは私もわかってないです。ごめんネ。
下絵を貼り付ける
下絵をただアクリルライトの下に敷いただけだと、ライト部分の厚みでアクリル板が下絵から浮いてしまい描き写しづらいので、下絵を切り取りアクリル板の裏側からマスキングテープで本体に貼り付け隙間を埋めて作業しました。
細字と中字、どっちがおすすめ?
デザインによるのかなと思いました。
下ように細かいデザインにしたい場合は断然細字がおすすめです。
シンプルなデザインは中字だとインパクトが出る…かも?
下の写真は同じデザインで描いてみたやつです。中字の方は思いのほか太かったので、開き直ってアウトラインを少し縁取ってさらに太くしてあります。どっちが好き?
ちなみに、私がキングオブ不器用なせいもあると思うのですが、アクリルライトのサイズ的に、中字だと結構描けるものが制限される感じがありました。
結構明るい
このライト思ったより明るいです。
ウェットティッシュ
ボードマーカーで描いた物を消したいときは水拭きをするのですが、私はめんどくさがりなので使い捨てられるノンアルコールウェットティッシュを使用しました。アクリル板に残った水分を普通のティッシュで乾拭きすると綺麗に消すことができました。
今回私が使ったウェットティッシュは、100均で買った円筒状の容器にたくさん入っている割と水分多めのものです。*1
注意点としては、簡単に消せるブラックボードマーカーですが、部分的に拭き取ると境目が伸びて汚くなりがちな気がします。
マステののり
たまに粘着力が強くて張り付けた部分に若干のりが残るタイプのマスキングテープありますよね。あののりがデザインを描き写す面に残ってしまうと、水拭きする際そこにインクが残って汚くなってしまうような気がするので、マステは丸めて裏面のみに貼った方がいいかもしれません。でも気のせいかもしれません。
ブラックボードマーカーが店頭にない
ブラックボードマーカーを調べて見ると100均で売っている(た?)らしいのですが私は見つけられず、結局通販しました。
終わりに
オリジナルアクリルライトは水拭きで簡単に書き直しが可能なため、アナログ作業や工作に苦手意識がある方もぜひ気軽にチャレンジして見てください。
消しゴムはんこと三色刷りもどきをやってみた
あけましておめでとうございます。
年末から年始にかけて過去の画像データを見直していた時、以前作った消しゴムはんこの年賀イラストが出てきたので、 今回はその時のことを思い出しつつ消しゴムはんこ作成の雑感をまとめてみました。
なお私自身消しゴムはんこを作ったのはこの時がほぼ初めてだったため、きれいに作るコツなどは玄人に任せて、素人の体験記として感じたことを書いてみます。
用意したもの
- はんこ用消しゴム
ダイソーとセリアの消しゴムはんこ用のものを使いました。表面に色がついているので削ったところがわかりやすいです。 - デザインカッター
- 彫刻刀
- えんぴつ
- デザインを描いた紙
- スタンプパッドなどのインク
- いい感じの紙
紙の種類によってはんこを押した時の発色やインクの着き方が結構違います - ティッシュ
はんこに残ったインクを拭き取ります
あった方がよかったもの
- デザインカッターの替え芯
カット作業が終わった後で気づいたのですが、消しゴムが意外と粘り強かったため、どこかのタイミングで刃先が折れてしまっていたみたいでした。どうやら途中から折れたカッターを使って力づくでゴムを捩じ切っていたようです。切り辛かったわけですね。
超大まかな手順
- デザインを決める
はんこにするとデザインが反転するので注意! - えんぴつでデザインをなぞる
- えんぴつでなぞった部分を消しゴムに押しあてて紙の上から硬いもので擦る。
デザインが消しゴムはんこに写ります - デザインの写った消しゴムを大まかに切り分ける
- カッターでデザインを切り出していく
- 残った部分を彫刻刀で削る
- インクをつけて押してみる。いい感じなら完成!
- スキャンしてデジタルで加工したければする。しなくてもいいです。
私が作ったものはこんな感じになりました。何箇所かデジタルで修正していますが大まかなところはアナログの味をいかせているかなと思っています。
牛柄なのは二年間寝かせたからです。いい感じに熟成していることでしょう。
色合いによっては洋風にもなりますね
ポイント
意外と汚くても大丈夫
綺麗に越したことはありませんが、こんなふうに小汚い切り口でもなんとかなりました。
ムラや歪みも味になり得るのがアナログのいいところ。
インク色々
スタンプパッドをほとんど持っていななかったので、100円均一(確かダイソー)の水性ペンのインクを代用品としてはんこに直接塗りつけました。
手軽なのは断然スタンプパッドですが、手持ちの道具だけでもなんとか色合いを拘りたい時の手段としては十分使えました。当たり前ですがインクとして使えるものはたくさん持っていた方が、デザインの自由度は高まりますね。
椿の部分は手持ちのインクに好みの赤が無かったため、苦肉の策で朱肉を使いました。駄洒落ではないです。
面積が大きいところはインクが弾かれやすい
スタンプ用のパッドと違って水性ペンのインクは弾かれやすいです。
一度雑に塗って拭き取ってからもう一度インクをつけると定着しやすいような気がしますが気のせいかもしれません。
情報量が多い方がいいかも?
個人的には線の模様が入っているなど無地の面が少ない方が見栄えが良いかなと思いました。多分ごまかしが効くのだと思います。ただし手間は増えます。上記のインクのつき方のせいもあるかもしれませんね。あと好み。
パーツ分けについて
パーツは分けるべき?
分けるとインクパッドにつけるのは楽ですが、紙に押すときにズレやすいので位置がずれて欲しくない部分はくっつけた方が無難かもしれません。版ずれを楽しめる部分は分けるとお洒落かなと思います。
後はデジタルで加工する際にパーツが分かれていると配置や編集がしやすいです。
ちなみに今回のはんこで首と体のパーツを切り離した理由は、失敗した部分をパージして新たに作り直したためです。つまり事故です。
三色刷りもどきにしてみる
とにかく手持ちのインク少なかったこともあり、三原色を利用してなんとなくそれっぽい色にしてみました。
なんとなく統一感出るかも?ずれたところもお洒落っぽい気がしません?
スキャンして加工
パターンの素材にもできます。
私はスキャンして色味などデジタル加工してしまいましたがそのままの味を楽しむのも乙だと思います。
あと邪道オブ邪道かもしれませんが適当な色で押したはんこをスキャンしてデジタルで色を変更することもできます。これならインクパッドも少しですみます。鎖の部分はそれで作ってますね。
おわりに
巷には年賀状に限らず素敵なデザインのはがきたくさん売られていますが、今年は自分だけのオリジナルはがきを作ってみるのはいかがでしょうか。
はじめのごあいさつ
初めまして!
よろしくお願いいたします
かいているひと:ユルイクシア
架空生物ですが実在はします
イラストを描いたりご飯を作ったり工作をしたりしているが特に手先は器用ではない
社会的に死んで久しいアンデッド